このサイトは、1951年10月から1965年6月まで日本国と大韓民国の間で行われた日韓国交正常化交渉(日韓会談)の過程で作成された日本の公文書をアーカイブ化したものです。2020年3月31日に公開しました。
2005年12月、日本と韓国の市民によって「日韓会談文書・全面公開を求める会」(「求める会」は2016年12月23日に解散し、現在は「日韓会談文書等管理委員会」がHPを管理しています)が結成されました。
「求める会」は、2001年に施行された「行政機関の保有する情報の公開に関する法律」(情報公開法)にもとづき、日韓会談関連公文書の全面開示を日本の外務省に求める運動を展開しました。その結果、全面開示は実現できませんでしたが、2006年から2014年までに、全1916ファイル(約6万ページ)の文書を開示させることができました。
検索システムでは、その1916ファイル(約6万ページ)の公文書を、文書番号、文書名、作成年月日、作成者、文書のキーワード、文書の内容、文書の形態などをデータベース化し、検索できるようにしました。
アーカイブズの特徴は、これまで未公開だった日韓会談関連公文書をすべての市民および研究者が共有し、より自由に簡単に利用できるようにしたことです。日韓会談関連公文書が示す真実が、日本の植民地支配の事実と責任を考えさせ、植民地支配と戦争による被害者への謝罪と補償を実現し、よりよい日本と朝鮮半島との関係を築いていくための議論の礎になることを期待しています。
今後、開示された日韓会談関連文書を準備が整ったものから順次追加していきます。あわせて日韓会談関連の公文書をお持ちの方は、ぜひ寄贈してくださるようお願いいたします。詳細は「関連文書の寄贈」のページをご覧ください。