3月6日第1回口頭弁論の陳述者プロフィール
1
崔 鳳泰さん(韓日請求権協定文書公開訴訟・担当弁護士) <チェ ボンテ>
1962年 大韓民国慶尚北道大邱市に生まれる
1988年 ソウル大学校法科大学私法学科卒業
1992年 韓国司法研修院終了
1994年〜1997年 東京大学大学院法学政治学研究科民刑事法専攻卒業
2005年 日韓会談文書・全面公開を求める会の韓国呼びかけ人になる
・現在までに関与した「旧日本帝国主義による被害者のための訴訟」
1998年 在日軍人軍属障害者憲法裁判
2000年 韓国人遺族の遺骨返還訴訟
2000年 三菱重工元徴用工未払賃金請求及び損害賠償訴訟
2002年 日韓請求権協定文書公開訴訟
2006年 日本軍慰安婦憲法裁判
2006年、2007年 ポスコ慰謝料請求訴訟
2006年 原爆投下を裁く国際民衆法廷広島長崎(共同検事)
2
李 金珠さん(アジア・太平洋戦争犠牲者光州遺族会・会長) <イ グムジュ>
1920年 植民地統治下の朝鮮・平安南道平壌市に生まれる
1940年 結婚
1942年 男児出産、夫出征
1943年 夫が海洋諸島タワラ島で戦死
1990年 太平洋戦争犠牲者遺族会の発足
アジア・太平洋戦争犠牲者光州遺族会の会長となる
・現在までに関与した訴訟
1990年 韓国太平洋戦争遺族会国家賠償請求訴訟
1992年 浮島丸被害者国家補償請求訴訟
1993年 釜山従軍慰安婦公式謝罪請求事件
女子挺身隊公式謝罪請求事件
1995年 韓国人元BC級戦犯公式謝罪・国家補償請求訴訟
1999年 三菱名古屋・朝鮮女子勤労挺身隊訴訟
対不二越女子勤労挺身隊訴訟
・その他
2005年 「日韓会談文書・全面公開を求める会」韓国呼びかけ人になる
2006年 「ヤスクニ・キャンドル」行動への参加は、62回目の来日となる
3
吉澤 文寿さん(新潟国際情報大学助教授 朝鮮近現代史・日朝関係史専攻)
<ヨシザワ フミトシ>
1969年 群馬県高崎市に生まれる
1992年 東京学芸大学教育学部卒業
1995年 東京学芸大学大学院教育学研究科修士課程修了
2004年 一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了 社会学博士
2005年 「日韓会談文書・全面公開を求める会」結成発起人・共同代表となる
2006年 新潟国際情報大学情報文化学部情報文化学科に助教授として着任
・著書(単著)
『戦後日韓関係―国交正常化交渉をめぐって』(図書出版 クレイン、2005年)
・著書(共著)
同時代史学会編『朝鮮半島と日本の同時代史』(日本経済評論社、2005年)
田中宏、板垣竜太編『日韓 新たな始まりのための20章』(岩波書店、2007年)
・論文
「決壊―史上初の日韓会談関連外交文書の公開から始まる「真実の濁流」によせて」
(『現代思想』第33巻第6号、2005年6月)
「韓国政府による日韓会談外交文書全面公開と日本の課題」(『インパクション』
第149号、2005年10月)
「日韓会談研究の現状と課題」(『歴史学研究』第813号、2006年4月)
「植民地支配の「清算」とは何か_朝鮮を事例として_」(『歴史評論』第677号、
2006年9月)
・資料紹介
「公開された日韓会談関連外交文書について」(『季刊戦争責任研究』第49号、2005年9月)
「2005年に韓国で公開された日韓会談関連外交文書について」(『近現代東北アジア地域史研究会
NEWSLETTER』第18号、2006年12月)